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2011年12月31日

ソーシャル業界の経済学

ふと思ったことをまとめます。
■ソーシャルアプリ業界の今

黎明期は少ない売り手で買い手が多かった為に
とても良い売り上げを上げることができた。
しかし、現在では売り手がソーシャルアプリ市場に
多く参入することで業界自体の盛り上がりは見せるが、
売り手の数が多くなってきていることと、手軽に開発できる
アプリということで、リリースの数が多く日々アプリの数が
増えている。それによって売り手の売り上げは分散されてしまう。
また、最近では、ユーザーの飽きというのも黎明期の時以上に
早いスピードで発生しており、ちょっとでも満足が得られなかった場合は
他のアプリに移ってしまったりプラットフォームから退会してしまう。

  上記内容を加速させている一因としてSAP内でもドラコレのような
カード型のゲームの売り上げが良い。といった事で模倣したようなカードゲームが
次々とリリースされている。
ゲームシステムの飽和、ユーザーの早い飽き、ユーザーの回遊、
メールによる再訪施策の回数。テレビCMのアプローチ
とはいっても限りがあると思う。

当時は多くのユーザーもいたかと思うが現在のプラットフォーム上にいるDAUがどれほどいるのか?
私の個人感ではあるが、現在のDAUは減ってきているものの、
一人当たりが支払う課金額がかなり高くなってきているので一部のSAPでは
大きな売り上げを出せているのではないかと思う。
この環境がいつまでも続くようには思えない。かなり焼畑状態な印象を受ける。

その為にも、今が一番盛り上がりを見せている所かと思うので、
いち早く海外展開をすることで、
国内だけでなく全世界で流行というものを作り出し、
さらなる成長ができるのではないでしょうか?

■テレビと映画
今のソーシャルアプリ業界の例えとして、
テレビと映画の例えが分かりやすいのではないかという事で挙げさせてもらいます。

現在のソーシャルアプリ業界はテレビに近いと思っている。
どこがというと、番組(作品)で毎回視聴率がどれだけ出たかを追う。
良い結果を出す為にも毎回毎回試行錯誤して挑む。
ソーシャルアプリも同様で、常日頃、継続率、課金率などの数字を追いかけながら改善改善を行う。

逆に映画業界は何かというと、コンシューマーゲームが近いのではないかとおもっている。
長い月日をかけて、完璧な作品を作る。
出すまでにプロモーションなどもしっかりと考え一回のリリースに全力で挑む。
リリース後の改善はできない。

■プラットフォームはアプリを選択するべき
上記のテレビ番組ではないですが、番組が多すぎたらユーザーも探すのが大変かと思う。
また、つまらない番組は放送されていようと視聴者が少ないのだから無駄だと思う。
と同様にソーシャルアプリも各社がアプリを毎日毎日何本もリリースしてくる状況です。
新着アプリとイチオシアプリというものがありますが、この二つのリストの早いページに
のらないとユーザーに認知してもらえないアプリとなります。
ということは、ユーザーもあまり多く新規獲得できずSAPはサーバー代や運営費を持っていかれます。
現在ではアプリ内からの招待や日記を書かせるなどしユーザー獲得を
はかろうとしている流れが一般的です。

どのSAPも自由に出せることがプラットフォームの利点ではあるかと思うが、
この調子で自由にアプリを出せる状況が続くとやがては
お金のあるSAPのみが残って行くのではないかと思う。

■プラットフォームとスマートフォン
今、スマホ需要がのびてきている。
APPstoreやAndroidMarketなど、プラットフォームを利用しなくてもアプリをリリースできる状況にある。
この状況でgreeやmobageにネイティブアプリを出す場合は二重にマージンを取られてしまう。
こういったケースになってもプラットフォームに出すメリットはどこにあるのか?
各アプリからのユーザーを回遊させる仕組みなどがあれば別かもしれないが
現時点では各社ライバル競争真っ只中といった感じなので、
今後、プラットフォームを通さないAPPstoreやAndroidMarket向けのアプリを
だしてくるSAPが増えてくると思う。

■今後、どういった市場になるのか?
実際にかなり良い売り上げを出しているSAPは
国内だけで年300億円といった巨大な売り上げを出している。
高い売り上げを出している会社のほとんどがカード型である。
カード型の課金は高いと私自身見ている。
黎明期と比べ、SAPも課金のさせ方を研究しており
現在ではユーザー自体の課金に対するハードルが少しずつ下がってきているのではないか。
という点なども踏まえて、更なる巨大マーケットにはなっていくとは思う。

また、今後、日本だけでなく、アジア、北米に対しても
日本発進のアプリが増えてくると思う。
各社、海外のメジャー会社を買収したりであったり、
ベトナムなどの人件費が安い開発会社を買収したり
ソーシャルゲームの規模は拡大すると思う。

ただ、気になるのは、先ほども言いましたが、
模倣アプリが多いこと。コアユーザー向けのアプリが増え
高ARPPUユーザー向けになっていること。

コンシューマーゲームも、オンラインゲームの始まり時も
ライトユーザー向けだったと思うが、
いつしか、コアユーザー向けの環境になっていったような...
そんな流れを今のソーシャルゲームには感じる。

どうなるかなんてわからないが、
直近ではカード型が熱いと思う。
そしてスマホ需要が上がり、
アングリーバード的な物理演算を使用したミニアプリが若干伸びつつ、
大手出版社、大手コンシューマーゲーム会社からメジャー作品のアプリ化が決まり、
さらに盛り上がりを見せる。
その後、facebookの流れによって左右されつつ、
よりソーシャル部分に磨きがかかり、
その後、リアルとソーシャルの連携がはじまるのではないか。


また、最近のgreeのCMの打ち方の傾向を見ると、
TOKIO,福山雅治,EXILEといったような女性をターゲットにした客集めをしているように受け取れる。
コレは何か。

女性が集まれば、男性も集まる。
うまいと思う。

mobageももっといい感じの広告うってほしいなー。


■2012年
大きなことやらかすぞ!

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このページは、s2worksが2011年12月31日 23:44に書いたブログ記事です。

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