リアルとデジタルの融合
今月、スペース社でリアル世界にどうデジタルがマージしていくかの発表をさせていただきました。
こちらにも改めて投稿しておこうかと思います。「デジタル」って一言で言ってもとても幅を持ったワードなんですよね。身近で騒がれてるDX(デジタルトランスフォーメーション)。今、デジタル化の中心的なワード。
コレは、ただ何かをデジタル化すれば良いわけではなくて、ビジネスモデルから変革させる事なんですよね。デジタルを活用して単純に何かを効率化してるという意味ではないのですよね。それは、デジタライゼーションと呼ばれていて例であげるなら、飲食店のweb予約はDXではない。uber eatsのような食べたいものがいつでもどこでも食べられるようにした事がDXの例としてあげられています。デジタル化した上で顧客体験と収益構造に変革が起きることをDXと呼ぶ。なかなか難しいワードだなと感じますね。
という前置きをしつつ、リアルにどうデジタルがマージしていくのかですが、もうあらゆるワードが飛び交っていて、もはやデジタル、テクノロジーがリアルとマージする関連ワードだけでも物凄い種類あるんですよね。
アフターデジタル
デジタル技術がリアル世界を包み込み、オフラインが存在しなくなる世界
OMO(Online Merges with Offline)
オンラインとオフラインの境にこだわらずに、UX(顧客体験)に重きを置いて消費者のあらゆる行動をデータとして集約し、UXを向上するためのマーケティング施策
AR(Augmented Reality)
「拡張現実」とも言われ、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示すること
IoT(Internet of Things)
様々な「モノ」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み
メタバース
仮想空間上にある、現実世界のミラーワールド(鏡像世界)のこと
MaaS、5G、スマートシティ、電子マネー、ロボティクスなどといったようにあらゆる面で私たちの生活にテクノロジーが入り込んできている。
基本的にはいかなるメディアやアート、またはTVのスクリーンも将来的には物理的に存在する必要がなくなり、ARメガネが壁などに投影するアプリで済むようになると考えています。極端な話、指をパチンと鳴らせば、その場所にホログラムが出現するようになります。その体験は信じられないほど強力なものになるでしょう。
Facebook マーク・ザッガーバーグのメッセージ
まさにこの世界観を作りたい。
今あるセンシング技術や表現技術を活用して広がるリアルとデジタルの融合。
様々なワードを先程紹介しましたが、どれも複雑に交わり、どんな場所でも体験の拡張ができ、さらに人によってパーソラナイズされた世界が実現できる。
スマートフォンやディスプレイの画面から空間にはみ出す世界。離れていてもリアルにつながる。