次世代映画館ってどうなる?

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次世代映画館ってどうなる?


ずっと私が考えていたコレからの映画館はこうなって欲しいというのを今回は書き綴ります。

フィルムの映写方法が一般的だった映画館も、
今ではデジタル化が進み3Dまでも鮮明に迫力ある映像を鑑賞できるようになってきました。

3Dの技術は昔からありましたが、ようやく最近になって一般化しようとしていますね。
そして、これから映画館はどうなる?

勝手な私の妄想です。

■未来映画館1
待ち時間の有効利用!
現在、映画の始まるまでの間、待合室で、軽食をとったり、
予告篇の映像を見ているというのが一般的ですが、
これからは、デジタルサイネージの発展とともに、
待合室にいる人々とソーシャルに遊べる暇つぶしコンテンツが配信される。
実際にweb制作会社のバスキュールさんが得意な分野かとは思うんですが、
お客さんの携帯と予告篇の流れているモニターとをインターネットでつなぎ、
お客さんみんなが一体となって遊べる暇つぶしアプリがでる。
待ち時間を遊び場に変える。

■未来映画館2
よりエンターテインメント!インタラクティブに!
現在、映画館は3Dとかなりインパクトある映像を放映していますが、
今後は、よりインタラクティブに。
映像は視聴者に一方通行の情報を投げつけます。
そんな一方通行なものが双方向に変わる。
テレビやラジオと一緒ですね。
今、双方向テレビとして、クイズ番組などでリモコンを使って
視聴者も一緒に楽しめる。生放送でやっている大喜利番組で、
携帯を使うことでリアルユーザー投稿型番組ができる。
ラジオでは、リスナーが番組掲示板に意見などを書き、
その意見などをラジオ内でトークのネタにしたりする。
ということで、映画館ではこうなる。

ホラー映画の主人公から映画館にいる客に電話がかかり指示を求めてきます。
その返答次第でストーリーが変化するなんともインタラクティブな映画。

もう実際にコレは試験されているみたいです。

■未来映画館3
より臨場感を!
現在、映画館のスクリーンは大きいといっても四角いスクリーンです。
上や左右を見れば暗闇です。本気で映画の世界に入り込めない環境があります。
また、今、一般向けのテレビも100型や3D対応テレビとものすごい良いスペックなものも出てきています。
そこで映画館でしか楽しめない。コレはすごい!ということで、
スクリーンを360度型の円形スクリーンにします。
プラネタリウムをイメージしてもらうのがわかりやすいかもしれません。
仕組みとしてはgoogleストリートビューの撮影方法を使います。
そして、観客には3D対応のグラスをかけてもらいます。

観客は映画館にいて、映画の世界のその現場にいる錯覚を起こすでしょう。
たとえば戦争映画であれば、前から銃弾が飛んできて、それが自分の横をすり抜け、
後ろのスクリーンに映り、後ろにいる役者が打たれるなどかなりの臨場感が出ます。

しかし、問題点もたくさんあります。
・観客はあちこちみるのに疲れてしまう。
・カメラのフォーカスは固定しないといけない。
・現場監督や音声・制作陣はカメラに写らないように気をつけなければいけない。
・データ量が半端ない。
などなど。

他にも、香りを出したり、AR連動映画など、
色々アイデアは出るかと思いますが、今日はこの辺でおしまいにしましょう。