メルカリUSについて気になる3つのこと


最近のIR情報からも国内は順調そうだが、USはまだまだ苦戦してる模様。広告費投入によってダウンロード数自体はあるように見える。約3年で3000万DL。アメリカ全土での認知度はどれだけ取れているのだろうか?と調べてみるとまだまだ認知においても余地がありそうだった。アメリカのメルカリがPMFに到達できるかがキーとなる。そこで、今回は私が個人的に感じていたメルカリUSについて気になった点をあげさせていただく。

1.国土の大きさ
2.ローカル掲示板の存在
3.返品文化

1.アメリカの国土の大きさ

アメリカは見ての通り日本と比べて大陸が大きい。西から東まで横断するのに約4500kmあるそう。さらに海を越えてアラスカやハワイも含まれる。私はこの環境がなによりもメルカリUSの現在のビジネスモデルの難易度を高めているのではないかと思う。

具体的にあげていくと配送料や配送日数、破損、紛失などといった配送課題があり、距離が離れれば離れるほど条件が悪くなっていくように感じる。

購入したのにモノが届かない。思った商品と違う、壊れて届いたから返品、キャンセルしたいといった課題が挙げられる。これは、ユーザーやサービス側の内容だけでなく物流によって苦しめられる要因も多いのではないか。

ユーザーの梱包方法や、配送時の取り扱い(配送員の梱包物の積荷、物流センターでの受け渡し方法)などによって起こるトラブルに対しては、サービス側ではどうしようもない。もし、商品が届いても壊れていたら返品になってしまい商品をまた送り返したりと手続きが増えるのもネックだ。

メルカリUSには、この国土でも耐えうる配送インフラへの対応がPMFの一つの要素であるのではないかと私は考える。

2.ローカル掲示板の存在

もともとアメリカでは、クレイグスリストというモダンなweb掲示板が浸透しており、不要な物をローカルコミュニティの中で、直接手渡しする文化があるとのこと。例)大学の寮生活を終えた学生がクレイグスリストを使っていらない家具を近くの人にあげたり・新しく寮に入る人はもらったりとするといったような使われ方があるようです。

このクレイグスリストの手渡しをベースにアプリ化したものに「OfferUp」と「letgo」がある。詳しい会社内容についてはこちらをご覧ください。

メルカリUSでは、手渡しでの取引はやっていない。競合との差別化という意味で配送中心に進めているのかもしれませんが、そこは目を瞑って近隣の取引では手渡し可能にし、近隣だけでなく遠方も含めて欲しいものが見つけられるメルカリにしてはどうか。

手渡しだと、売上が作れないという課題が発生すると思うがそこは捨ててでもやる価値はあるのではないか。いずれは、そこをメルペイのような決済システムを使ってQR決済なのか、手渡しで渡す際にお互いのスマホで読み取りあうことでお金の移動ができたら良いのではないかと考える。

3.返品文化

アメリカでは、返品習慣があるようで、買ったものでも気にいらなかったら返品をするらしい。返品大国アメリカではECサイトで購入する前にリターンポリシーを確認する人が多い。こういった点も1に上げた配送問題の一つとダブルに効いてきて辛い。

と、3つの点を述べさせていただいたが、
配送、買い手、売り手とそれぞれの要素に対して、どうサービスを繋げるか。
個人的には配送面の課題が大きく感じるので、欲しい商品を検索した際に、距離をキーに結びつかせられないか。例えば西海岸ユーザーは西海岸の商品内からヒットを高める。売り手は買い手の住まいが遠いと、万が一返品やキャンセルが発生したら面倒だと感じ発送前にキャンセルする人が増えるのではないか。

最後に

メルカリUS成功して欲しいです。最近感じるのは、より欲しい商品が見つけやすくなっていたり細かいアップデートが多く入っていて感激することもありますが、ユーザーに商品が届いた時にどうユーザーを喜ばせ、また次の商品を買いたい気持ちにさせるかといったエモーショナルな部分も大切なのではないかと感じます。不要な演出かもしれませんがそういった演出がアプリ内でもあったらいいな。


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