新しいモビリティサービス。モバイルプレイグラウンド
2020年2月に突然やってきたコロナウィルス。 我々が展開しているキッズ・ファミリー向け次世代型デジタルテーマパークは商業施設中心に展開している屋内型テーマパークであり、コロナによる影響は想像を遥かに超えるものでした。
Beforeコロナには、もう戻らない。withコロナ、afterコロナにどう立ち向かうかといった話が飛び交う。
そんな中、世の中的にはキャンプ市場が大活況。オープンエアーであり、都会のような雑多で人と人の距離を常に気にしなけばいけないようなことはあまりない。
↑時にこんな例外も起きていましたが。
またドライブインシアターといった車で移動し人との接触を回避しつつ会場内でもソーシャルディスタンスを保った屋外フェスが登場した。
休日であっても自宅以外のエンタメは少なく、ストレスフルな世の中に変わってしまった。 公共交通機関(バス、飛行機、電車)といった人が多く乗るモノには乗ること自体に警戒心があり、取れる手段は近所の公園か車を使っていける範囲の屋外中心のエンタメ。
ドライブインシアターは、若者カップル向けでファミリー向けではなかった。子供がいると毎週末自宅待機は正直辛いと感じていた。youtubeやswitchを使ったゲーム中心になっていた。
ドライブインキャンプ
そこで考えついたのが、ドライブインキャンプ。 ドライブインキャンプは、ファミリーでキャンピングカーを借りてオープンエアーな広大な場所を使い自然やデジタルに触れ合うニューノーマルとなるファミリーフェスを思い描いた。
花火が打ち上げられないのであれば、スマホを活用して、大型の透過スクリーンを使って自然の中の夜空にバーチャル花火をみんなで打ち上げる。
また、屋内型デジタルテーマパークで感じていた自然物(リアル)には到底敵わない環境を使ってデジタルで拡張した体験作り。葉っぱや木、煙を使ったコンテンツなど。自然には五感を刺激する遊びがたくさん詰まっている。そんな環境にデジタルをmixできたらどんな体験になるのか興味があった。
遊んで、食べて、寝る。
すべてがキャンプにはある。
キャンプって、実際に体験してみて最高だなと感じた。火起こしから食材を焼いたり、食べたり、虫との遭遇や星を見たり自然には到底デジタルには敵わない様々な五感を刺激する体験がある。
モバイルプレイグラウンド
前置きが長くなったが、そんなことを考えていく中で生まれたのが「モバイルプレイグラウンド」という移動型のデジタルコンテンツカー。
屋内で使っていたデジタルコンテンツを今話題のモバイルハウスに載せて、設営要らずで電源さえあればどこでも展開できたら面白いのではないか?
そんなこんなで、色々な方にお話をしていく中でHYTEKさんからうまく火が付き、Carstayさんを紹介していただきことになり、とんとん拍子で話が進んでいった。
Carstayさんにより車両からモバイルハウスの制作、そこに我々のコンテンツを載せて実現化されていく。
またイベントについても、Carstayさんより山梨県西湖のキャンプビレッジ ノームさんの場所を借りれるということでHYTEKさんが考えたVAN×Entertainmentを融合させたフェス #バンタメフェスを開催する流れになった。
完全移動型テーマパークということで、様々なバンがやってくる。温泉道場さんからはサウナワゴンからテントサウナ。他にもトラベリングホテルやお香ワゴン。キッチンカーなど。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000037615.html
11/28〜11/29 山梨県西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」にてVANTERTAINMENT FESが開催される。滞在場所もエンタメブースも、車中泊仕様の車“VAN(バン)”で完結する新感覚イベント。
http://vantertainmentfes.peatix.com/
ということで、やりたかったことが一つ実現される。まずは安心安全に実施することを最優先として、お客さんからの反応を頂き、次のイベント開催、コンテンツ強化に繋げていきたい。
いづれは、あらゆる祭りがバン型に変わることも夢見て。
ここまでの長文を読んでいただきありがとうございました。
モビリティサービスには夢がある。