スタートアップにおける社会記号化の重要性
今回の投稿は、先日お会いした方との会話から得たことのメモです。
会社を起業し強いビジョンを持ってやり続けていく上で、そのサービスの体験価値とは何か? という話になり、そのサービスを「体験している人」と「体験していない人」で何が変わるのか?を明確化する。
そのサービスを体験すると何が変えられるのか?
そして、そのサービスの価値の「社会記号」を作り、世の中に発信することが重要なのだという。
「社会記号」とは初めて聞いた言葉でした。
「社会記号」とは?
こちらの資料がわかりやすかったです。
「社会記号」とは,「ロハス」「第三のビール」「コギャル」といった「世の中の新しい動きや事象を言い表すためにメディアがつくる言葉」のことである
例えば,1999年代末から多用されるようになった「癒し」ということばは,コンピレーションCDやシティーホテルの宿泊パッケージをはじめとして様々な関連ビジネスを生み出した。一方で,「癒し」ということばを活用したマーケティングは,このことばをさらに流行させ普及されるに至った
聞いていて思ったのは、スターバックスの「サードプレイス」
サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。
これもまさに社会記号だと思いました。
いつの間にかユーザーに浸透されていて当たり前のように認識されている。
会社で活かせる点
どういうサービス・体験・価値をユーザーに届けるのか? 結果、ユーザーがどうなるのか?
その体験・価値を社会記号化を考慮してコンセプト・ワーディングを考える。
うまくフィットさせて取り入れられると強いコンセプトを生み出せるのではないかと感じました。