モバイルサイトの開発「Flash Lite」制作メモ
「現在、ちょっとした空き時間に携帯サイトを閲覧するユーザーが多いことや、10代ユーザーの6割以上が携帯電話を使ってSNSにアクセスしていることなどが分かった。 」
というニュースを見て、Flash Lite の制作メモを残しておこうと思います。
現在、Flash Liteは国内のほとんどの携帯が対応(現在95%以上の普及率)しており、
モバイルサイトのリッチコンテンツ化が増えてきています。
SEO的にまだまだ弱く、またキャリア、容量制限やメモリ制限も厳しくやりづらい面が多いですが、
今後の事を考えるとより、モバイルサイトの需要が増えてくると思います。
まず、その理由の一つに
という事で、前置きはここまでにして、Flash Lite のサイト制作メモを書いておきます。
現状、まだまだ、Flash Lite 3.0の普及率は低いらしく、2009年半ば以降になるといわれている。
そこで特別な理由がない限りはFlash Lite 1.1で開発するのをお薦めします。
■Flash Lite 1.1
・fscommand2・・・携帯の電波状況や電池残量など携帯特有のデバイス情報の取得可能
・loadmovieはswfのみ読み込み可能
■Flash Lite 2.0
「Flash Lite 2.0」はDoCoMoで対応していない。
・fscommand2・・・携帯の電波状況や電池残量など携帯特有のデバイス情報の取得可能
・loadmovie、au・・・Flash7相当+gifの読み込み softbank・・・Flash7相当
■Flash Lite 3.0
au,softBankについては、まだ詳しい情報がわかりません。
・fscommand2・・・携帯の電波状況や電池残量など携帯特有のデバイス情報の取得可能
・sharedObject、ドコモ・・・ブラウザを閉じると消滅
■インタラクティブ再生とインライン再生
■インタラクティブ再生
インタラクティブ再生では、ブラウザで直接swfを再生する。
フルFlashサイトで、ゲームやサイトメニューなどでグラフィカルに見せることが可能。
■インライン再生
インライン再生では、<object>タグを使用して、
(X)HTML上にswfを組みこんで表示する。
バナーやPHPからの返り値などをグラフィックにするなどに向いている。
ボタンアクションやリンクを設定する事はできない。
■バージョンによって異なるスクリプト
Flash Lite 1.0/1.1
Flash Lite 2.0以降
■外部データとのやりとり
外部へのアクセスには、getURL、loadMovie、loadVariablesを使用します。
但し、ボタンからのアクセスでなくてはいけません。
loadMovie、loadVariablesを使えばページ移動なしに
外部のコンテンツを読み込むことができます。
ただし、NTTドコモは合計容量100KB制限があり超えてしまうとコンテンツが止まります。
■外部データ(php、txt)などとのやりとりの参考サイト
外部テキストで指定したファイル名の画像を読み込む方法
Flash Lite 勉強メモ
シン石丸の電脳芸事ニッキ
今回は、長くなりすぎてしまうのでココまでにします。
PC上でのFlashではなく、モバイル上で扱うFlashは、制限が多いですが
制限のある中で、作るのもまた面白いと思います。
今後、モバイル広告市場が2011年には、
1000億円ちょっとの市場が2500億円を超えると予想されています。
日本では早くからモバイルの世界というものが浸透していきましたが、
モバイルサイトはどこかPCサイトのおまけ的に見られがちですが、
これからはモバイルが主役に立つモバゲーのようなモバイルサイトも
多く出てくるかもしれません。
もっとも身近にある必需アイテムの一つ。
まだまだモバイルFlashもよく分からない点が多いので
勉強しながら、またネタを報告します。
携帯待ち受けFlashを作りたい方は、
以下のサイトが分かりやすく説明しているのでお薦めです。
携帯Flash待受ラボ
Flash 待ち受け作り方
日々適当に生きる
■参考サイト
ドコモ FLASH
au FLASH
SoftBank FLASH
Flash Lite1.0/1.1メモ
Flash Lite 1.1 スクリプトガイド
携帯サイトを作ろう
携帯版Flashを作る
ディレクターのための「Flash Lite」入門 Flash Lite1.1+ APIで作るモバイルサービス
with Flash
Flash Liteなどの技術ログ
1ka2ka.com
モバイルサイトのリッチコンテンツ化が増えてきています。
SEO的にまだまだ弱く、またキャリア、容量制限やメモリ制限も厳しくやりづらい面が多いですが、
今後の事を考えるとより、モバイルサイトの需要が増えてくると思います。
まず、その理由の一つに
1.通信速度アップやパケット定額の普及。
2.Googleの「アンドロイド」というオープンプラットフォームが各キャリアが採用すれば
キャリア別にサイト制作を分けなくて良くなることや、ウィジェットなどの機能が付くだろう。
3.現在の携帯は、Flash Lite 1.1が一番普及台数が多く、できる事が限られてしまっている。
しかし、今後発売される端末よりFlash Lite 3を搭載している機種が続々と出てきており、
Flash Lite 3 になると、Flash Lite内で動画を使用したサイトも可能になる。
4.広告業界が、クロスメディアという部分に力を入れてきて、リアルとモバイルの連動、
また、PCとモバイルの連動、雑誌やフリーペーパーなどとモバイルの連動など、携帯はあらゆるコミュニケーションを生むコンタクトポイントになっている。
5.隙間時間をうまく使える。映画館での待ち時間、通勤時間、待ち合わせの時の時間
あらゆる隙間の時間の中で、有効に使えるモバイルサイトの需要
6.Adobeが海外のモバイルでもFlash対応進めるということから、モバイル市場に変化がくるのではないかと。
2.Googleの「アンドロイド」というオープンプラットフォームが各キャリアが採用すれば
キャリア別にサイト制作を分けなくて良くなることや、ウィジェットなどの機能が付くだろう。
3.現在の携帯は、Flash Lite 1.1が一番普及台数が多く、できる事が限られてしまっている。
しかし、今後発売される端末よりFlash Lite 3を搭載している機種が続々と出てきており、
Flash Lite 3 になると、Flash Lite内で動画を使用したサイトも可能になる。
4.広告業界が、クロスメディアという部分に力を入れてきて、リアルとモバイルの連動、
また、PCとモバイルの連動、雑誌やフリーペーパーなどとモバイルの連動など、携帯はあらゆるコミュニケーションを生むコンタクトポイントになっている。
5.隙間時間をうまく使える。映画館での待ち時間、通勤時間、待ち合わせの時の時間
あらゆる隙間の時間の中で、有効に使えるモバイルサイトの需要
6.Adobeが海外のモバイルでもFlash対応進めるということから、モバイル市場に変化がくるのではないかと。
という事で、前置きはここまでにして、Flash Lite のサイト制作メモを書いておきます。
現状、まだまだ、Flash Lite 3.0の普及率は低いらしく、2009年半ば以降になるといわれている。
そこで特別な理由がない限りはFlash Lite 1.1で開発するのをお薦めします。
参考ガイドライン | |
---|---|
バージョン | Flash Lite 1.1 |
画面サイズ | 縦320×横240 |
容量 | 100KB以内 |
使用メモリ | 1MB程度 |
フレームレート | 8~12fps |
フォントサイズ | 12,16,20,24px |
■Flash Lite 1.1
各種機能 | NTTドコモ | au | SoftBank |
---|---|---|---|
Flash Player |
Flash 4相当 | Flash 4相当 | Flash 4相当 |
容量制限 | 最大20KB(mova) 最大100KB(FOMA) |
最大48KB(1.X) 最大100KB(WIN) |
最大100KB |
メモリ上限 | 2MB程度 | 3MB程度 | 2MB程度 |
デバイス フォントサイズ |
12,16,20 / 24px | 12,16,20 / 24px | 12,16,20 / 24px |
外部アクセス | loadMovie、loadVariable | loadMovie、loadVariable | loadMovie、loadVariable |
サウンド形式 | MFI、MIDI | SMAF | SMAF、MIDI |
上下左右キー | 上下ボタンのみ | 上下ボタンのみ | 上下左右ボタン |
sharedObject | × | × | × |
function使用 | × | × | × |
XML読み込み | × | × | × |
・fscommand2・・・携帯の電波状況や電池残量など携帯特有のデバイス情報の取得可能
・loadmovieはswfのみ読み込み可能
■Flash Lite 2.0
「Flash Lite 2.0」はDoCoMoで対応していない。
各種機能 | au | SoftBank |
---|---|---|
Flash player | Flash 7相当 | Flash 7相当 |
容量制限 | 最大100KB | 最大150KB |
メモリ上限 | 3MB程度 | 2MB程度 |
デバイス フォントサイズ |
12,16,20 / 24px | 12,16,20 / 24px |
外部アクセス | loadMovie、loadVariable | loadMovie、loadVariable |
サウンド形式 | SMAF | SMAF、MIDI |
上下左右キー | 上下ボタンのみ | 上下左右ボタン |
sharedObject | 使用可能 | 一部可能 |
function使用 | ○ | ○ |
XML読み込み | ○ | ○ |
・fscommand2・・・携帯の電波状況や電池残量など携帯特有のデバイス情報の取得可能
・loadmovie、au・・・Flash7相当+gifの読み込み softbank・・・Flash7相当
■Flash Lite 3.0
au,softBankについては、まだ詳しい情報がわかりません。
各種機能 | NTTドコモ | au | SoftBank |
---|---|---|---|
Flash player | Flash 8相当 | Flash 8相当 | Flash 8相当 |
容量制限 | 最大100KB | 未情報 | 未情報 |
メモリ上限 | 3MB程度~ | 未情報 | 未情報 |
デバイス フォントサイズ |
8 ~ 24px | 未情報 | 未情報 |
外部アクセス | loadMovie、loadVariable | 未情報 | 未情報 |
サウンド形式 | MFI、MIDI | 未情報 | 未情報 |
ビデオ形式 | FLV使用不可 ※905シリーズ |
未情報 | 未情報 |
上下左右キー | 上下ボタンのみ | 未情報 | 未情報 |
sharedObject | 使用可能 | 未情報 | 未情報 |
function使用 | ○ | ○ | ○ |
XML読み込み | ○ | ○ | ○ |
・fscommand2・・・携帯の電波状況や電池残量など携帯特有のデバイス情報の取得可能
・sharedObject、ドコモ・・・ブラウザを閉じると消滅
■インタラクティブ再生とインライン再生
■インタラクティブ再生
インタラクティブ再生では、ブラウザで直接swfを再生する。
フルFlashサイトで、ゲームやサイトメニューなどでグラフィカルに見せることが可能。
ここでクリア
■インライン再生
インライン再生では、<object>タグを使用して、
(X)HTML上にswfを組みこんで表示する。
バナーやPHPからの返り値などをグラフィックにするなどに向いている。
ボタンアクションやリンクを設定する事はできない。
ここでクリア
■インライン再生 設定方法
<object data = "FlashのがあるURL" type="application/x-shockwave-flash"width="横幅"height="縦幅">
<param name="BGカラーやクオリティ、ループ"value="各設定">
</object>
<param name="BGカラーやクオリティ、ループ"value="各設定">
</object>
タグ | キャリア | 属性 | 属性値 | 用途 |
---|---|---|---|---|
<object> | 共通 | <data> | <url> | Flashの場所を指定 |
<type> | <content-type> | MIMEタイプを指定 FlashLiteの場合 "application/x-shockwave-flash"を記述 |
||
<width> | <length> | swfの横幅 | ||
<height> | <length> | swfの縦幅 | ||
au、SoftBank | <copyright> | [yes/no]swfの縦幅 | データの保存可能・不可能 | |
<param> | 共通 | <namevalue> | name="loop" varue="(true/false)(on/off)" |
ループ再生(true or on) 一回再生(false or off) |
NTTドコモ SoftBank |
name="quality" varue="high/medium/low" |
再生クオリティ | ||
NTTドコモ | name="bgcolor" varue="ColorName/ColorCode" |
背景色の設定#FFFFFF |
■バージョンによって異なるスクリプト
Flash Lite 1.0/1.1
○ムービークリップmove_mc内のインスタンスAを消し10フレーム目から再生。
tellTarget("/move_mc"){
a:_visible = 0;
gotoAndPlay(10);
}
tellTarget("/move_mc"){
a:_visible = 0;
gotoAndPlay(10);
}
Flash Lite 2.0以降
○ムービークリップmove_mc内のインスタンスAを消し10フレーム目から再生。
_root.move_mc.a._visible = false;
_root.move_mc.gotoAndPlay(10);
}
_root.move_mc.a._visible = false;
_root.move_mc.gotoAndPlay(10);
}
■外部データとのやりとり
外部へのアクセスには、getURL、loadMovie、loadVariablesを使用します。
但し、ボタンからのアクセスでなくてはいけません。
loadMovie、loadVariablesを使えばページ移動なしに
外部のコンテンツを読み込むことができます。
ただし、NTTドコモは合計容量100KB制限があり超えてしまうとコンテンツが止まります。
■外部データ(php、txt)などとのやりとりの参考サイト
外部テキストで指定したファイル名の画像を読み込む方法
Flash Lite 勉強メモ
シン石丸の電脳芸事ニッキ
今回は、長くなりすぎてしまうのでココまでにします。
PC上でのFlashではなく、モバイル上で扱うFlashは、制限が多いですが
制限のある中で、作るのもまた面白いと思います。
今後、モバイル広告市場が2011年には、
1000億円ちょっとの市場が2500億円を超えると予想されています。
日本では早くからモバイルの世界というものが浸透していきましたが、
モバイルサイトはどこかPCサイトのおまけ的に見られがちですが、
これからはモバイルが主役に立つモバゲーのようなモバイルサイトも
多く出てくるかもしれません。
もっとも身近にある必需アイテムの一つ。
まだまだモバイルFlashもよく分からない点が多いので
勉強しながら、またネタを報告します。
携帯待ち受けFlashを作りたい方は、
以下のサイトが分かりやすく説明しているのでお薦めです。
携帯Flash待受ラボ
Flash 待ち受け作り方
日々適当に生きる
■参考サイト
ドコモ FLASH
au FLASH
SoftBank FLASH
Flash Lite1.0/1.1メモ
Flash Lite 1.1 スクリプトガイド
携帯サイトを作ろう
携帯版Flashを作る
ディレクターのための「Flash Lite」入門 Flash Lite1.1+ APIで作るモバイルサービス
with Flash
Flash Liteなどの技術ログ
1ka2ka.com