映像合成とか3DCGやってる人なら知っている人が多いと思いますが、
無料でそれなりに使える「Voodoo」という手軽に3Dマッチムーブができるソフトの紹介。
■Voodoo Camera Tracker
詳しくはこちらのサイトを見てもらうのが分かりやすい
ダウンロード先はこちら
このソフトは、私が5年前に触っていたソフトですが、
今、WEB業界でも映像が普及してきたので、今後使える機会があるかもしれないと思い、
簡単に説明をメモしときます。
まず、マッチムーブとはなにかといいますと、
映像合成における技術の一つで、
撮影した映像の動きに合わせて何かを合成したりする手法です。
以下のムービーみたいに、実写の映像に3Dの素材などを組み合わせる時に役に立ちます。
代表的なマッチムーブソフトとしては以下のようなソフトがあります。
・boujou 200万円
(voodooと比べて演算処理時間も早ければ、
入出力フォーマットも豊富、マスクが使えたりと超便利。)
で、実際にVoodooを使用して、上みたいなムービーを作るために必要なもの。
・入力フォーマット
このVoodooは取り込める形式が、Targa形式(.tga)のみなので、
一度、Adobe AfterEffectsやAdobe Premiereで変換する必要がある。
また、フォルダ名やファイル名には日本語は使えない。
・簡単な操作説明
1.Load → Sequence
2.Browse からtarga形式の連番ファイルを読み込む
3.MoveTypeから、カメラ固定撮影かカメラ自由撮影か選択。
ココを誤った設定を選択するとトラッキング中にエラーが出るので注意。
4.OKボタンを押して、右下Trackボタンでトラッキング開始。後は終わるのを待つのみ。
※Initial Camera設定で カメラのレンズ値など入力するとより
正確なトラッキングができるが、今回は省略。
■トラッキング中の画面
こんな感じで簡単にトラッキングができてしまう。ズームの情報までもしっかり
取得してくれる。レンダリング時間は400Fの計算で約40分(intel pentium4 1.8Ghz)
後は、3Dソフトで何を合成させるかなどで、いくらでも面白いものが作れそうな気がする。
・出力フォーマット
AfterEffectsなど向けの出力はなく、
3D Studio Maxやフリー3DソフトBlender、Lightwave、Maya、Softimage(含むXSI)
のカメラデータの出力か、Textデータからカメラのデータを解析するしかない。
ちなみに3D Studio Max 向けのファイルはこんな感じです。(クリックすると拡大\)
■3dsMaxでMAXScriptを実行すると、voodooカメラとポイントがインポートされる。
このように、上記3Dソフトを使って、voodooのカメラデータをインポートしてから
合成する3Dオブジェクトのみをレンダリングして、AfterEffectsなどで合成するか、
もしくは、各3Dソフトで出力できるカメラデータを別の編集ソフトで読み込むなりする必要がある。
3dsMaxからは.FBXファイルに書き出せば、ポストプロダクションなどで使われている
INFERNOなどにもカメラデータを送ることができる。
まったくクリエイティブのかけらもないサンプルですが、
こんな感じで何も調整しなくてもこのくらいのものは2時間程度で作成できます。
3Dオブジェクトが浮いてるのは、3Dソフト内でオブジェクトを配置する際に
適当に配置して拡縮してるからです。しっかり配置してあげればもっと、
いい具合になると思います。
フリー版でも使えそうだなと思った型は是非!お試しあれ。
■Voodoo
ダウンロード先はこちら
■おまけ
こんな映像にもトラッキングしたりしたらできたら面白いだろうなー。
google streat view みたいにマウスでグリグリできるムービー。
Yellow Bird
無料でそれなりに使える「Voodoo」という手軽に3Dマッチムーブができるソフトの紹介。
■Voodoo Camera Tracker
詳しくはこちらのサイトを見てもらうのが分かりやすい
ダウンロード先はこちら
このソフトは、私が5年前に触っていたソフトですが、
今、WEB業界でも映像が普及してきたので、今後使える機会があるかもしれないと思い、
簡単に説明をメモしときます。
まず、マッチムーブとはなにかといいますと、
映像合成における技術の一つで、
撮影した映像の動きに合わせて何かを合成したりする手法です。
以下のムービーみたいに、実写の映像に3Dの素材などを組み合わせる時に役に立ちます。
代表的なマッチムーブソフトとしては以下のようなソフトがあります。
・boujou 200万円
(voodooと比べて演算処理時間も早ければ、
入出力フォーマットも豊富、マスクが使えたりと超便利。)
で、実際にVoodooを使用して、上みたいなムービーを作るために必要なもの。
・入力フォーマット
このVoodooは取り込める形式が、Targa形式(.tga)のみなので、
一度、Adobe AfterEffectsやAdobe Premiereで変換する必要がある。
また、フォルダ名やファイル名には日本語は使えない。
・簡単な操作説明
1.Load → Sequence
2.Browse からtarga形式の連番ファイルを読み込む
3.MoveTypeから、カメラ固定撮影かカメラ自由撮影か選択。
ココを誤った設定を選択するとトラッキング中にエラーが出るので注意。
4.OKボタンを押して、右下Trackボタンでトラッキング開始。後は終わるのを待つのみ。
※Initial Camera設定で カメラのレンズ値など入力するとより
正確なトラッキングができるが、今回は省略。
■トラッキング中の画面
こんな感じで簡単にトラッキングができてしまう。ズームの情報までもしっかり
取得してくれる。レンダリング時間は400Fの計算で約40分(intel pentium4 1.8Ghz)
後は、3Dソフトで何を合成させるかなどで、いくらでも面白いものが作れそうな気がする。
・出力フォーマット
AfterEffectsなど向けの出力はなく、
3D Studio Maxやフリー3DソフトBlender、Lightwave、Maya、Softimage(含むXSI)
のカメラデータの出力か、Textデータからカメラのデータを解析するしかない。
ちなみに3D Studio Max 向けのファイルはこんな感じです。(クリックすると拡大\)
■3dsMaxでMAXScriptを実行すると、voodooカメラとポイントがインポートされる。
このように、上記3Dソフトを使って、voodooのカメラデータをインポートしてから
合成する3Dオブジェクトのみをレンダリングして、AfterEffectsなどで合成するか、
もしくは、各3Dソフトで出力できるカメラデータを別の編集ソフトで読み込むなりする必要がある。
3dsMaxからは.FBXファイルに書き出せば、ポストプロダクションなどで使われている
INFERNOなどにもカメラデータを送ることができる。
まったくクリエイティブのかけらもないサンプルですが、
こんな感じで何も調整しなくてもこのくらいのものは2時間程度で作成できます。
3Dオブジェクトが浮いてるのは、3Dソフト内でオブジェクトを配置する際に
適当に配置して拡縮してるからです。しっかり配置してあげればもっと、
いい具合になると思います。
フリー版でも使えそうだなと思った型は是非!お試しあれ。
■Voodoo
ダウンロード先はこちら
■おまけ
こんな映像にもトラッキングしたりしたらできたら面白いだろうなー。
google streat view みたいにマウスでグリグリできるムービー。
Yellow Bird